介護施設を開業される前に・・・
①クルマ選びはお早めに! |
送迎業務等で使用する福祉車両は開業に合わせて用意する必要があると思われますが、申請や準備に追われ、直前に車両を手配される方が多く見られます!
しかし、福祉車両の新車の場合、車種にもよりますが、2ヶ月~4ヶ月かかるなど、ご注文してから納車されるまでの期間が一般車両より1ヶ月近く長くかかってしまいます。もちろん中古車であれば、納車までの期間が短く入手することは可能ですが、長い目で見た場合、必ずしも得策とは言えません。 |
②利用者様の人数や送迎エリアも考慮しましょう! |
車いすに乗車したまま長時間の移動は、利用者様に大きな負担がかかります。 複数の利用者様を同時に送迎される場合、最初にお迎えに伺う利用者様が、御社施設に到着するまでの時間によっては、ルートの選定や車両の適正を考える必要があります。
また、往復することも考えましょう。しかし、開業時は利用者様がまだ定まっていませんので、前職の経験やどのような利用者様をターゲットにしているのかを考えて購入しましょう。 |
③車いすのサイズに注意しましょう! |
車いすのまま乗車できるタイプの福祉車両の場合、車の種類によって大きさに差があります。その為、利用者様の車いすが安全に乗車できるとは限りません。
また、地面から利用者様の頭の高さまでの寸法も考慮しないといけません。クルマの天井に頭が接触してしまったり、乗車する際に頭を接触してしまう場合がございます。 |
④施設の定員人数からクルマの台数を決めましょう! |
施設の規模や送迎エリアによって、車両の台数が変化します。往復することも視野に入れ、過剰な車両保有はコストを圧迫しますので、必要台数を慎重に決めましょう。 |
⑤施設での乗降場所を決めましょう! |
利用者様が施設に到着された時や利用者様のお帰りの時間に、クルマに乗降される場所を決めましょう。下記ポイントに注意してください。
・乗り降りされる場所は安全な場所であるか ⇒ 事故防止 ・乗り降りされる場所は平坦な場所であるか ⇒ 車両故障防止 ・乗り降りされる場所は雨や雪がしのげるか ⇒ 利用者様の快適性 |
⑥新車リースを活用しましょう! |
施設のリフォーム代や新築費用に大きな融資が必要な場合、車両に融資枠が圧迫されては、利用者様やスタッフに快適な環境を提供するのは大変です。
また、所有されると資金面でも負担が生じてしまいます。 |
⑦購入時期をずらしましょう! |
開業に合わせて、利用者様が定員まで集まることは少ない場合も考えられますので、クルマの購入時期をずらすことで、利用者様の増加に合わせて、車両コストを増やせます。
また、車検時期も重ならない為、ゆとりのある点検スケジュールを組むことができます。 |
⑧自動車税や自動車取得税などの減免措置を活用しましょう! |
福祉車両の場合、車両購入時の消費税が非課税になる場合があります。その他、自動車取得税や自動車税も減免される場合がございます。
特に、NPO法人や社会福祉法人などは、助成金や減税措置など手厚くなっていますので、法人格を決定されていない場合は、そのことも考慮しましょう。 |
当社では・・・
介護施設開業にあたり、福祉車両購入の相談にのっております。
3つのスペシャリストからの視点
福祉車輌取扱士
・・・税金面や機能面での視点
2級自動車整備士
・・・整備士からの視点(メンテナンス維持費等)
介護職員初任者研修
(ヘルパー2級)
・・・介護職からの視点
この3方向の視点から福祉車両選びをサポートしています!